日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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2005年 日本液晶学会討論会
セッションID: 1D01
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液晶の秩序緩和の分子論的計算
*宮崎 利邦山下 護
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抄録
液晶の秩序パラメータの緩和を、第二種揺動散逸定理を適用し秩序パラメータの二時間相関関数に対する記憶関数として分子論的に計算する方法を提案する。この方法により、Gay-berneポテンシャルを介して相互作用している1000個程度の粒子系について、粒子形状(粒子長)を変えたときネマチック秩序パラメータの温度依存性がどのように変わるかをしらべた。数値計算は、記憶関数の近似式に対してモンテカルロ法により行った。
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© 2005 日本液晶学会
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