日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2007年 日本液晶学会討論会
セッションID: PA45
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エステルのねじれを利用したブルー相の安定化
岸川 圭希*伊藤 宏之田中 誠次幸本 重男
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キーワード: ブルー相, エステル, キラル
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抄録

ブルー相は、光学活性なネマチック相の高温側に現れる液晶相で、数度の狭い範囲で現れる特殊な液晶相である。ブルー相は、強いらせん超構造を生じる系において、現われやすいと言われている。そこで、強いねじれを実現するために、エステル基によって生じる分子のねじれに着目し、分子内にエステル基を導入した単純な分子を設計し、合成した。エステル基の分子ねじれを利用することで、よりシンプルな分子構造で、ブルー相を発現した。

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© 2007 日本液晶学会
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