日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
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2007年 日本液晶学会討論会
セッションID: 2pC07
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冠球円柱分子の自己保持膜の性質
*鳥飼 正志
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抄録
液晶の SmA 相自己保持膜における分子配向と自己保持膜の安定性とを、おもに計算機実験によって調べた。 液晶分子のモデルとして冠球円柱の対称性をもつ粒子をもちいた。 気相と SmA 相が共存する熱力学パラメータを拡張アンサンブルで決定し、共存状態において自己保持膜を作り、膜を構成する層数と膜の安定性との関係を論じる。 さらに膜の厚さと張力との関係から膜の安定性を考察する。
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© 2007 日本液晶学会
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