日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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2010年 日本液晶学会討論会
セッションID: PB31
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シロキサンコアおよびスペーサーの長さが異なる液晶性シロキサンダイマーの合成とER効果
*亀井 優一萬代 淳彦金子 光佑花崎 知則
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抄録
ER効果とは、電場の印加・除去により流体の粘度が、可逆的に変化する現象である。一般に、低分子液晶では電場印加に対する応答速度は速いが、電場印加に伴う粘度増加は小さい。一方、高分子液晶では電場印加に伴う粘度増加は大きいが、応答速度は遅い。そこで本研究では、それらの中間程度の分子量を持つ液晶性オリゴマーに注目し、異なる長さのシロキサンコアを持つダイマー液晶を合成し、そのER効果を測定した。その結果、特異な挙動が認められたので報告する。
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© 2010 日本液晶学会
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