NEC基礎・環境研究所
2007 年 2007 巻 Spring-Meeting 号 p. 116-127
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量子力学が誕生して以来、非経験的分子軌道法は、分子の実用的な計算手法として進歩してきた。その過程で、量子化学者は、数式には現れない数々の問題の解決に、努力してきた。その事例を紹介すると共に、近年特に注目されているが、蛋白質などの生体分子の現実的な計算手法である、QM/MM法と呼ばれているマルチスケールシミュレーション手法の課題と将来展望についても、紹介する。
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