Experimental Animals
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Print ISSN : 0007-5124
フランアクリロールトリペプチド基質を用いた場合の血漿アンギオテンシン変換酵素活性にみられる動物種差
エヴァンス ガレス・オーウェン
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1989 年 38 巻 2 号 p. 163-164

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抄録

フランアクリーロールトリペプチド基質を用い, アンギオテンシン変換酵素 (ACE; EC3.4.15.1) 活性を, 3つの動物種より採取した血漿検体において比較した。Wistarラット血漿中に認められた酵素活性は他の2種における活性よりも高かった。この基質を用いた場合のヒトとイヌの血漿酵素活性は同程度であり, これは既に発表された, ヒプリル・ヒスチジル・ロイシンを基質として用いた場合のデータとは異なるものであった。

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© 社団法人日本実験動物学会
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