繊維学会誌
Online ISSN : 1884-2259
Print ISSN : 0037-9875
木綿およびポリエステル織物の汚染,洗浄性一繊維修飾,織物構造,繊維断面形状および汚染方法の影響
辻 和一郎中尾 時技土山 由美林 佳苗西村 紀子三宅 彰子
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 40 巻 9 号 p. T350-T358

詳細
抄録
木綿およびポリエステル繊維の修飾が汚染,洗浄性に及ぼす影響を検討した。油性成分を含有したカーボンブラックの田塩化炭素分散液を汚染液として使用した。木綿のカーボキシメチル化,酢化は特に汚染性を低下し,洗浄性を高める。アルカリ減量加工およびカチオン可染性ポリエステル織物は高い洗浄性を示した。織物構造も大きい影響を持ち,一般に織密度の小さい織物や編物は汚染性が大きい。繊維断画形状の複雑なオクタローバル繊維は円形断面繊維よりも低い洗浄性を示した。乾燥汚染法についても検討し,ポリウレタンキューブを用いた移染法が均一な汚染を与えることを認めた。
著者関連情報
© (社)繊維学会
前の記事 次の記事
feedback
Top