東洋紡・総合研究所
1989 年 45 巻 8 号 p. 337-344
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疲労過程でくりかえし応力を受けたナイロン6繊維に発見された変形帯の形成に関する構造解析の結果から,変形帯がkinkingによって形成されており,分子配向が鋭く変化している鋭いline boundaryをもつkink bandであることが結論された。さらに,疲労挙動とkink bandの形成との関係, kink bandの生成~成長機講について考察し,その秩序正しい形成機構から,高度に延伸されたナイロン6繊維の微細構造についても推察した。
繊維素工業
繊維工業学会誌
繊維と工業
Journal of Fiber Science and Technology
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