日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第22回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: 7D4-2
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立体透明視における視差情報表現:心理実験とモデル化
*渡部 修
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抄録
両眼視においては,視差の異なる二表面を重畳したステレオグラムを観察することで立体透明視が生じる.この二つの重畳面に同一のドットパターンを用いると,透明(二重)面および不透明 (単一)面のどちらの対応も可能な刺激を構成することができる.本研究では,この特殊な刺激に視差以外の表面分離手掛りを付加したときの知覚を検証する心理実験を行い,立体透明視が生じる条件を考察する.また,この結果がハイブリッド型エネルギーモデルを用いたポピュレーション符号化モデルで説明できることを示す.
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© 2006 日本知能情報ファジィ学会
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