主催: 日本知能情報ファジィ学会
e-Learnigに使用される代表的な教育管理ソフトの一つであるMoodleは、数々の機能を持ち、フリーソフトであることからも多くの大学が導入を進めている。今回の発表では、その中で小テストを作成する機能に着目し、使用する教員を支援するツールの提案を行う。具体的には、Moodleにニューラルネットワークを実装し、抽出された出題傾向と小テストの結果から、次回の小テストで出題すべき問題を考察するというものである。本提案は、資格試験対策のように、Moodleに登録された数多くの問題から、繰り返しテストを行うような場合に効果的であると考える。