抄録
製品に対する品質要求は高まるばかりであり、製品検査工程の重要性はゆるぎないものになっている。一方、製造工程は、その要因である4M+E(Man, Machine, Method, and Material + Environment)が定常的および突発的な変動によって、常に変化している。このような状況下で、熟練技能者による官能検査は品質の維持向上に大きく寄与してきた。しかしながら、このような解決策は、検査基準が主観的で一貫性に欠けるなどの問題や、熟練者依存の問題を抱えることになる。本稿では、検査データの増加に従って、MTS(Mahalanobis Taguchi System)とSVM(Support Vector Machine)による統合モデル(フュージョンモデル)と人間と機械の協調によって漸進的に検査基準を更新する手法を提案する。