抄録
Elman型フィードバックSOM(EFSOM)とは、時系列情報を扱えるように通常型SOMを改善したものである。先行研究では、このEFSOMにオンライン文字認識を想定した課題を実施し、勝者ニューロン数を増やすことで位置ずれと時間伸縮に対応できることを確認している。しかし、その動作メカニズムについては不明な点が多い。そこで本研究では、この問題を解決するために状態空間における勝者ニューロンの振る舞いを観察した。その結果、位置ずれパターンも通常パターンと同じように動作し、正解の得られることを明らかにした。