抄録
これまで筆者らは,許容範囲の概念を個体と各クラスタ間に拡張したクラスタワイズ許容を用いたトレラントファジィc-平均法(tolerant fuzzy c-means clustering;TFCM) を提案した
本稿では,許容ベクトルの上限を与える方法と異なる手法として,許容ベクトルに対して,L1 正則化を用いた手法を提案する.
はじめに,許容ベクトルの正則化を用いた手法を最適化問題として記述する.
次に,L2ノルムの自乗, L1 ノルムを非類似度として用いた場合の解を示し,アルゴリズムの構築を行う.
その後,提案手法を用いた数値例を示し,まとめと今後の課題を述べる.