抄録
近年,独居高齢者や日中独居の高齢者が増加しているが,これらの高齢者が可能な限り元気な状態を維持し続けることを望まれている.そのためには,人が強制されず自発的に行動をし続けることが必要である.フランクル心理学では,人が生きる意味は外部から提供されるものと主張している.フランクル心理学によれば,外的価値に気づく事が重要であると主張している.すなわち,ロボットを用いて外的価値に気づかせる事ができれば,人は自発的に行動することが期待できる.本研究では,フランクル心理学に基づいたパートナーロボットのインタラクション手法を提案する.人とのインタラクション実験を通して,フランクル心理学に基づくインタラクションをすることで,人が外的価値を認識し自発的に行動する事を示す.