抄録
中国は世界の自動車企業にとっては、なくてはならない市場であると認識されている。そのため、各国の自動車企業が中国市場に益々力を入れる傾向が高まってきた。したがって、中国自動車市場においては、各国の自動車企業と各自主自動車企業が市場シェアを伸ばすため、いろいろな戦略を行い、お互いの競争が一層激しくなると考えている。しかし、中国自動車市場の自主自動車企業は、世界の人々にあまり知られていないと考えられる。そこで、自主自動車企業の代表―BYD自動車企業を取り上げ、BYD自動車企業の歴史、概要をまとめた上で、BYD自動車企業の内部環境をファジィVRIO(価値、稀少性、模倣可能性、組織)分析方法を用いて、BYD自動車の強み、弱みを分析した。今後は、VRIO分析方法などの経営環境分析に、ファジィ理論を応用することで、より有効な経営戦略を策定し、今後の中国自主自動車の発展に貢献できる理論の確立を目指す。