抄録
人間同士の,あるいは人間と機械の間のスムーズなコミュニケーションを実現するには,従来のファジィの概念をブレイクスルーした非定量空間で定義される新しい概念,「ネオファジィ」の創出と,その実用技術の開発が必要である.本パネル討論では,①あいまいな言語を使った推論,連想,類推,比喩の意味理解,②テクスト理解,テクスト生成,言語によるコミュニケーションのメカニズム,③ネオファジィ言語を生成・理解する際の脳内ネットワークの形成過程,④ネオファジィ言語と視聴覚表象の対応メカニズム,⑤ネオファジィ専用のメモリやアーキテクチャなど,ハードウェア,⑥ネオファジィ言語を用いたコミュニケーションの応用等について議論する.