抄録
最近、遠隔監視システムはごみ施設の運営において、ますます重要になってきている。遠隔監視で、運転方法の指示や制御パラメータを調整することで、電力等のエネルギー節約や安全運転につながるからである。通常、運転員はごみ燃焼の運転をITV監視画像と複数のプロセスデータのトレンドグラフの傾向を見ることによって判断している。しかし、異常時、運転員に注意を喚起するアラームについては閾値判定をする方法しかない。また、運転員によって運転のムラがあり、良い燃焼状態を長時間維持するのは非常に難しい。本研究は、ごみ焼却炉のトレンドデータを言語化することにより、熟練した運転員のトレンドグラフの見方をコンピュータで表現して、従来の閾値判定ではできない燃焼の自動予測ができることを目標とする。