岩石鉱物鉱床学会誌
Online ISSN : 1883-0765
Print ISSN : 0021-4825
ISSN-L : 0021-4825
天然のひすい輝石-透輝石系輝石の格子恒数の変化
関 陽太郎大貫 仁
著者情報
ジャーナル フリー

1967 年 58 巻 6 号 p. 233-237

詳細
抄録

実験的研究によれば,ひすい輝石-透輝石間の固溶体形成範囲は極めて限られている(Bell and Davis, 1965; 1966, Davis and Bell, 1966)。しかしながら,天然産の同系列の輝石は殆んど完全な固溶をなすであろうことを,格子恒数の変化という点から示した。

著者関連情報
© 日本鉱物科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top