遺伝学雑誌
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アコヤガイ (Pteria martensii Dünker) における生殖巣の発達について
小島 吉雄前木 孝道
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1955 年 30 巻 4 号 p. 151-157

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抄録
1) 昭和29年5月と6月に三重県志摩郡三ケ所にて, アコヤガイ (Pteria martensii) の二, 三, 四年生の雌雄30個体を採集し材料として精子形成と卵子形成の過程を研究した.
2) アコヤガイの生殖巣は同年齢の個体では, 雌雄共に同時に成熟に達する.
3) 雄個体における第一及び第二精母細胞分裂で染色体数n=18が観察された.
4) 雄個体の精巣内には精巣卵 (testis ovum) がみられ, また逆に雌個体の卵巣内には精子が観察された.
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© 日本遺伝学会
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