抄録
鉱物名は生物の種名と異り,世界共通の学名というものがないから,日本でも鉱物の和名を明確にしておく必要がある。ところが従来はそれが極めて不統一であつて,編集のような仕事にも混乱を免れなかつた。日本鉱物学会では評議員会でその統一の必要を認め,昭和29年の末から,片山信夫・桜井欽一・須藤俊男の三名の幹事を中心として審議を重ね,昭和30年6月の評議員会で第一次の決定を見たので,ここにその案を掲げる。この案に対し御意見のある方は上記の幹事あて御連絡下さい。 今回の表にもれている鉱物については,遂次審議の終つたものから続けて掲載する予定である。また鉱物学雑誌は第3巻第1号を期して,鉱物の和名を新しく決定した案に統一する予定である。