抄録
ムーニー試験機によってえられるゴム状試料のトルク~回転数のデータを応力~ひずみ速度のデータに換算する方法について考察し, トルク平均応力法および散逸エネルギー平均ひずみ速度法と名付けられる2つの特徴的な方法を示した.別に試料内の応力およびひずみ速度の分布がほとんど均一とみなせうるような粘度計を2種類製作し, SBR#1500について各種の試験機および換算法により求められた応力~ひずみ速度の関係を相互に比較した.これらのデータはすべてほとんど一致し, ムーニー試験機により上述の換算法でえられたゴム状試料の応力~ひずみ速度の関係はかなり精度の高いものであることがわかった.