抄録
とEPDMの共加硫性は, EPDMに熱処理などで, ペンダントサルファを付加させることにより改良されることは前報により報告した.本報ではその共加硫性をヒステリシスロス, ストレインエネルギー, 定荷重疲労寿命, 自転車タイヤの走行試験などから追求した.
その結果, P-EPDM (ペンダントサルファを付加させたEPDM) とNRのブレンドでは良好な共加硫性の挙動を示すが, EPDMとのブレンドでは自転車タイヤの走行試験において早期に機械的き裂が発生し, また定荷重疲労試験においてもEPDMは弱点として作用しており, 前者と大きな差があることがわかった.