日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
廃棄乗用車タイヤの熱分解及び分解物の利用に関する研究
大北 忠男青木 一義桜井 光雄男鹿 伸一篠原 幸司宮島 敏幸
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1976 年 49 巻 3 号 p. 293-298

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抄録
廃棄乗用車タイヤゴム粉 (20メッシュ) をオートクレープ中で300-330℃ で1時間, 無酸素状態にて加熱するとカーボンブラックと分解油が回収され, カーボンブラックは市販SRFヵーボンブラック程度の性能が得られた.分解油については各種性状を測定したが, その利用については, なお検討中である.一方、ゴム粉の主体を占めている合成ゴムBR及びSBRを各種条件下でゴム粉同様, オートクレープ中で加熱すると, これらのゴムは一時硬化後, 軟化液状化し, カーボンブラック配合加硫ではこの分解が早く起こる傾向にある.又分解油中に環状物の存在が確認でき, これらの分解機構を推論した.
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© 一般社団法人 日本ゴム協会
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