EVA連続気泡発泡体の製造に関する一考察
1989 年 62 巻 10 号 p. 674-678
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1989 年 62 巻 10 号 p. 674-678
エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)を基材とし, 発泡剤, 架橋剤及びシリコーンを組合せて, 新規連続気泡発泡体を製造するにあたり, 原料EVAの酢酸ビニル含量, メルトインデックス値及びシリコーンの気泡構造に与える影響について検討し, 微細気泡構造で連続気泡率の高い発泡体を得るためには, 最適なメルトインデックス値で, かつ, 酢酸ビニル含量の大きいEVAが望ましく, また, 系の表面張力を大きくするシリコーンを使用することが望ましいことを見出し, これらの結果を踏まえて連続気泡発泡体の生成機構を定性的に推測した.
