日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
クロロプレンの乳化重合: GPC-固有粘度法による分岐及び連鎖移動反応の研究
糸山 謙治宮田 喜明松永 四郎
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1991 年 64 巻 8 号 p. 516-521

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抄録
連鎖移動剤, n-ドデシルメルカプタン(以下, n-DDMと略記)の添加量を変えて重合実験を行い, 重合の進行に伴うGPC及び固有粘度の変化を調べた. その結果を倉田, Benoit, ColemanらによるGPC-固有粘度法に基づいて解析し, 長鎖分岐の生成を中心に重合機構について検討した. その結果, 生成する分岐の数は重合率に依存するとともに, n-DDMの増加によって減少することが確認された. 同時に得られた分子量及び分子量分布についての知見をふくめ, n-DDMは生長ラジカルとの反応による一次分子量の調節のみでなく, 分岐の抑制にも直接的に作用していることが確認された.
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© 一般社団法人 日本ゴム協会
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