地理学評論
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渥美半島の地下水
森谷 虎彦
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1972 年 45 巻 2 号 p. 120-134

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抄録
渥美半島の稜線部は古くは無水地帯として知られていた.しかし近年のボーリング技術の進歩と揚水ポンプの高性能化に伴つて深層地下水の開発が急速に進んでいる.本文は半島東部を中心として,すでにある深井戸ボーリング柱状図を解析して主に深層地下水を対象として帯水層の分布と分類を試み,また帯水層の諸性質について調べた.その結果渥美湾を囲む陸地部分の深層地下水帯水層は渥美湾中心部に向って傾斜していることがわかった.また口径と揚水量及び比湧出量との関係,透水量係数と比湧出量との関係,帯水能と透水係数の関係等についても一定の関係のあることが判明した.さらに帯水能の面積分布から地域の深層地下水貯留量の推定を試みた.
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