広島大学総合科学部
1976 年 49 巻 2 号 p. 79-93
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内海島嗅に特徴的な浜の集落について周防大島を事例としその起源を調べた.その結果浜の集落は18世紀以降の藩域を越える商品流通を背景として出現・拡大したといえる.さらにその形成過程を東和町小泊で検討した結果,塩浜によって生れた小泊が明治町村制後,行政村でなくなった後も共有財産を確保し,集落社会の核である小学校を手放さず,また集落の産業基盤を強化する事業も行なってきたことが知られた.そしてこうした浜の集落の存在が島喚における中心地階層構造に影響を与えていると論じた.
地理学評論 Series A
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地理
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