オオムギのフルクタン合成系酵素sucrose:fructan 6-fructosyltransferase(6-SFT)遺伝子の品種間変異

長嶺 敬; 関 昌子; 相井 城太郎; 田中 宥司

doi:10.19016/hokurikucs.49.0_48

長嶺敬, 関昌子, 相井城太郎, 田中宥司

著者情報

キーワード: 遺伝的変異, 越冬性, オオムギ, フルクタン合成系酵素, 6-SFT 遺伝子, SNPs

ジャーナルフリー

2014 年 49 巻 p. 48-50

DOI https://doi.org/10.19016/hokurikucs.49.0_48

詳細

抄録

越冬性程度の異なる国内のオオムギ10品種・系統について,フルクタン合成系酵素sucrose:fructan6-fructosyltransferase(6-SFT)遺伝子の部分塩基配列の品種間変異を明らかにした.6-SFT遺伝子内の約560bpの塩基配列を比較した結果,7つの一塩基置換(SNPs)と2つの欠失・挿入変異(INDELs)が見出され,変異の組合せによって供試品種・系統は4タイプに分類された.越冬性の優れる寒冷地品種5品種・系統は同じ「ミユキオオムギ型」に分類された.

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）