北陸作物学会報
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被覆資材を用いた高密度播種による水稲育苗法に関する研究
中村 弘和 宇野 史生島田 雅博吉田 翔伍
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2018 年 53 巻 p. 20-23

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抄録
石川県金沢市において4月下旬に催芽した水稲種子を高密度に播種した育苗箱を,蒸気式加温器で出芽させた場合, 遮熱・保温性被覆資材をべたがけしハウスで無加温出芽させた場合および露地で無加温出芽させた場合の出芽までの 日数はそれぞれ2日,6日,12日となった.これらの苗は全て移植作業に支障のない苗質となり,移植30日後の茎数 は同等であった.さらに,無加温出芽後の被覆資材の被覆期間を,緑化期,緑化後3日および7日までとした場合, 被覆期間が長いほど苗の草丈は長くなり,引張強度は低下した.作業に支障のない引張強度を保ちながら苗を伸長さ せることのできる被覆期間は今回の水準の中では緑化後3日までと考えられた.
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© 2018 北陸作物・育種学会
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