京都大学理学部動物学教室
1985 年 11 巻 2 号 p. 41-45
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1984年10月10日,台湾の花蓮県大禹嶺(標高2,500m)でタイワンヤマカガシ,Rhabdophis tigrinus formosanusの第4番目の標本を採集し,本亜種が台湾北部にも分布することを再確認した。本亜種は基亜種に比べて尾下板数の多いことが標徴とされてきたが,この形質は基亜種のそれと重複する部分があり,鑑別点としては,背面の黒斑列が5列あること(基亜種では3~4列)がより有効と考えられる。
この記事は最新の被引用情報を取得できません。
爬蟲兩棲類學雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら