大学評価・学位研究
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Print ISSN : 1880-0343
研究ノート・資料
解説:我が国へのURAの導入
―その経緯,活動と課題―
山本 進一
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2019 年 20 巻 p. 27-38

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抄録

URA(University research administrator)と呼ばれる新しい職種が2011年以降導入されてきた。主に米国を見習ったこの職種について,我が国の現在のURAはその職務内容や役割が極めて多様である。この多様性をもたらした原因について,米国におけるこの職種のあり方や現状について紹介し,その定義と導入の経緯の主な理由を検討した。そして,URAが現在果たしている機能と役割,実績と効果について公表資料を参考に列記し評価した。それらを基に,URAが現在抱える課題について質保証を中心にまとめ,今後の方向性について指摘した。

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