医療
Online ISSN : 1884-8729
Print ISSN : 0021-1699
ISSN-L : 0021-1699
子宮悪性腫瘍に對する8-Azaguanine使用の小経験
齋藤 兼彌米野 吉藏江渡 誠三
著者情報
ジャーナル フリー

1958 年 12 巻 9 号 p. 733-736

詳細
抄録

Azan (8-Azaguanine)は1945年Roblinらによつて合成され, その後Kidder(1949)がその制癌作用について報告してより幾多の動物実験及び臨床実験報告がなされている.
われわれも本剤を悪性腫瘍, 主として子宮癌患者に使用し, その肝機能検査, 血液所見, 副作用などについて探索しえたので, 少数例ではあるがその大要を述べる.

著者関連情報
© 一般社団法人国立医療学会
前の記事 次の記事
feedback
Top