心室中隔欠損を伴つた管後型大動脈縮窄症の1治験例

乃木 道男; 横須賀 達也; 坂部 準; 橋本 明政; 水庭 弘進; 入山 正; 西谷 泰

doi:10.11261/iryo1946.31.1123

乃木道男, 横須賀達也, 坂部準, 橋本明政, 水庭弘進, 入山正, 西谷泰

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1977 年 31 巻 10 号 p. 1123-1127

DOI https://doi.org/10.11261/iryo1946.31.1123

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抄録

大動脈縮窄症は欧米においては, かなり報告の多い先天性大動脈奇形であるが, 本邦においては比較的報告例が少ない. さらに統計を調べてみると, 管後型大動脈縮窄症に心室中隔欠損のみを合併した症例は, Keithの統計でも, 19例中1例と意外に少ない乙とが分かる.
我々は最近, 心室中隔欠損を伴った管後型大動脈縮染症(7才, 女児)を診断し, 一期的に手術を行い, 良好な結果を得たので, 術前後のカテーテル検査成績, ACG所見などを中心に報告した.

責任著者(Corresponding author)

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