医療
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外傷を契機として発症した甲状腺クリーゼ治験例
川村 展弘具 栄作
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1981 年 35 巻 8 号 p. 753-756

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抄録
甲状腺機能亢進症の治療を中断している間に, 交通外傷を契機として発症した甲状腺クリーゼの1例を報告し, その臨床像, 治療について若干の考察を加えた.
未治療の甲状腺機能亢進症患者は常にクリーゼの危険をはらんでおり, 発症すると急激な経過をたどる場合が多く, いまだその死亡率も高い. 早期発見と集中的治療の重要性を強調した.
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© 一般社団法人国立医療学会
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