国立豊橋病院における人工股関節置換術の成績

石井 要; 太田 邦昭; 太田 薫

doi:10.11261/iryo1946.37.1023

石井要, 太田邦昭, 太田薫

著者情報

キーワード: 人工股関節置換術, 透明層, 弛み

ジャーナルフリー

1983 年 37 巻 10 号 p. 1023-1027

DOI https://doi.org/10.11261/iryo1946.37.1023

詳細

抄録

過去6年8ヵ月の間に当院で施行した人工股関節置換術の20症例25関節のうち, 術後6カ月以上経過観察し得た17症例19関節(OA群:16関節, RA群:3関節)について, 予後, 合併症, 手術方法について検討を加えた. さらに合併症のために再置換術を施行した70才男の症例を紹介した. 手術方法については, 大転子切離にて行つた症例と大転子非切離にて行つた症例を予後の面及び, 手術の面から比較検討を行つた結果, 大転子を切離せずに関節包に達した方が優つていると思われた

責任著者(Corresponding author)