国立大蔵病院内科
国立大蔵病院病理
1988 年 42 巻 4 号 p. 346-349
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は, 67才, 男性. 主訴は右下腹部痛. 昭和60年11月始めころより主訴が出現したために当院を受診した. 注腸X線検査にて回腸末端部にポリープを指摘され, 入院した. 下部内視鏡検査の結果, 回盲弁より3cm口側に表面平滑な山田IV型ポリープと診断され, ポリペクトミーを施行された. 摘出標本の大きさは5×3×3mmで, 組織学的に過形成性ポリープと診断された. 回腸ポリープは, 比較的まれな疾患であり, 文献的考察を加えて報告する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら