国立相模原病院 脳神経外科
1988 年 42 巻 5 号 p. 412-415
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クモ膜下出血後の脳血管攣縮の治療経過中に硬膜外出血, さらに時期をおいて小脳出血をきたした1症例を経験した.本例では脳血管攣縮の治療にアルブミンを主体とした多剤併用療法を行つた.本例の出血をきたした原因を凝固・線溶系の面より検討した.今日, 脳血管攣縮の治療に多剤併用療法が用いられることが多い. しかしその相乗効果は不明で慎重な投与が必要である.
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