国立大蔵病院小児科
国立大蔵病院消化器科
1994 年 48 巻 10 号 p. 859-863
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小児期に発症・診断され長期間内科的治療によりfollow-upされたクローン病患児3例を中心に, 長期にわたるクローン病治療における問題点をあげた.患児のQOLを高めるためには, 早期診断・早期治療が重要である. 早期診断には, 原因不明の発熱・腹痛・慢性下痢・体重減少を認める場合, クローン病を鑑別疾患として考慮することが肝要であり, 小児クローン病の治療においては「成長障害」を改善することがきわめて重要と考えられる.
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