医療
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2mm径細径鉗子を利用した腹腔鏡下胆嚢摘出術
穴井 秀明中島 公洋蓮田 慶太郎御江 慎一郎野添 忠浩奥永 良樹緋田 誠丸山 理一郎
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1999 年 53 巻 10 号 p. 636-639

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抄録
今回, われわれは2mm径細径鉗子を利用した, ぶり低侵襲な腹腔鏡下胆嚢摘出術(miniLC)を導入し, 症例を重ね, 臨床的応用を検討した. 1997年4月より1999年6月までに136例のminiLCを施行した. 開腹移行例は2例であった. 臍部に10mm径, 心窩部に5mm径, 右季肋部と右側腹部には2mm径トロッカーを刺入して手術を行った. Cアーム付X線装置を用いてリアルタイムに術中胆道造影を行った. 開腹移行例を除いた134例の結果は胆嚢壁肥厚症例(n=31)の手術時間は107.4±31.7分で, 壁肥厚のない症例(n=103)では84.5±21.5分であった. 術中胆道造影は132例(98.5%)に施行できた.
重篤な術後合併症として, 肺塞栓が1例あったが, 救命できた. より低侵襲なminiLCは, 手術操作は従来法とほとんど相違なく, 工夫しだいで胆嚢壁肥厚の強い症例でも手術が可能となり, さらに術中胆道造影を併用することで, より安全, 確実となった.
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© 一般社団法人国立医療学会
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