医療
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肝癌に対する腹腔鏡下肝切除術
竹内 仁司土屋 健柚木 靖弘田中屋 宏爾安井 義政小長 英二
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1999 年 53 巻 10 号 p. 655-659

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抄録
肝癌患者は肝予備能の低下を認めるため, 手術侵襲の少ない腹腔鏡下手術は良い適応と考えられる.
しかし, 腹腔鏡下肝切除術はガス塞栓, 出血, 胆道損傷などの合併症も多いため, 日本内視鏡外科学会の第4回アンケート調査によると1997年12月31日までに72例の報告があるのみである. 手技としでは容易な外側葉切除あるいは表在性の腫瘍の部分切除が行われている. われわれは腫瘍周囲の凝固に深部用マイクロ波凝固針を応用した. 本法により凝固針の穿刺方向が自由となり凝固深度の調整が容易となったため, 適応範囲を拡げることができた. 本術式を施行した7例は全例重篤な合併症なく, 術後回復は極めて良好であった. 今後安全な腹腔鏡下肝切除術手技が確立され, 広く肝癌治療に応用されることが望まれる.
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© 一般社団法人国立医療学会
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