医療
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患者本位の医療をめざして
-高度に統合された放射線情報システムの構築-
梅原 一浩阿部 容久大沼 裕堀 延壽梶谷 敏郎渡辺 博志
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2002 年 56 巻 11 号 p. 682-686

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抄録

当センターでは, 電子カルテ, 放射線部門情報システム(Radiology Information System:以下RIS), 画像保管通信システム(Picture Archiving & Communication System:以下PACS), 放射線レポーティングシステム(Radiology Reporting System)を高度に連携させることにより患者本位の医療を実現することを目的にシステムを構築してきた. 本システムの導入により, 電子カルテに向けてのデータの共有化, 患者サービスの向上, 患者認証システムなどによる医療過誤の防止, 被曝線量管理による患者のリスクマネージメント, そして放射線部門の生産性の向上などを実現することができた.

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© 一般社団法人国立医療学会
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