筑波大学構造工学系
1989 年 2 巻 3 号 p. 97-107
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本論では, 観測時系列データに即して適応的に実践可能なパワスペクトル推定法に関する基本的な提案をしている.即ち, 従来のペリオドグラムの平滑化法において未解決であった平滑化窓の帯域幅の系統的決定を推定値のバイアスと分散との相反性に着目し, 1見本データからの当該評価指標の導入によって解決しようとしている。また, 提案した手法の特徴と有効性を数値実験並びに実測データへの適用によって例証している.
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