近畿大学九州工学部
九州大学超電導マグネット研究センター
1986 年 28 巻 3 号 p. 196-202
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最近,核融合研究に関連して,高磁界超電導マグネットの開発が急速な進展を見せている。大型マグネット製作に適した熱処理後巻線方式による15T台の高磁界マグネットの開発が各所で続けられているが,昨年(1985)九州大学で15.5Tの記録が得られた。しかし,高磁界マグネットにはまだこれに特有な問題点が多く,関連する基礎的研究が要求されている。本稿では,これらの一般的問題点と九大における設計製作の経験およびこれに関連する問題点について述べる。
日本原子力学会和文論文誌
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