東京大学工学部
日本原子力研究所
東京電力(株)
金属材料技術研究所
動力炉・核燃料開発事業団
1994 年 36 巻 5 号 p. 396-404
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原子力機器の高信頼性,長寿命化への要求がさらに高まるのに伴い,照射環境における材料挙動を機構論的理解の上に立って評価することに関心が持たれるようになっている。異なった照射条件下の材料挙動を関連づけてゆく場合のスケーリング則を「照射相関」と呼ぶが,圧力容器鋼の照射脆化予測も機構の理解の上に立ち,照射相関の考えに基づいて行うことが精度の向上につながると考えられる。本稿では,照射脆化機構研究についての現状を解説する。
日本原子力学会和文論文誌
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