日本原子力学会誌
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放射線センシングの発展と将来展望ベクレルによる放射線発見から100年
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1996 年 38 巻 9 号 p. 704-736

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抄録

本年(1996年)はベクレルがウランから放出される放射線を写真乾板で発見してからちょうど100年目に当たる。この100年の間に,放射線測定器の研究が日進月歩続けられ,写真乾板以外の放射線検出器およびそれに伴う電子回路,信号処理技術等が開発されてきた。本「特集」では,この100年間を代表する検出器として,ガス検出器,シンチレーション検出器および半導体検出器についての最新の成果まで含めて解説するとともに,21世紀の検出器として現在,精力的に研究がなされている超伝導検出器,ファイバ検出器,イメージングプレート等の研究状況およびそれに伴う信号処理技術の研究状況などについて,専門家の方々に解説していただく。

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