日本看護学教育学会誌
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原著
学生間のrole-playを用いた患者教育の学習効果の検討
−初回インスリン自己注射導入の模擬患者を用いて−
関 美奈子
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2003 年 13 巻 1 号 p. 1-10

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抄録

 本研究は、初回インスリン自己注射導入患者への患者教育の学内演習前後の学びを調整し、学習効果を検討することを目的とした。対象は、W看護短期大学部2年生85名で、80名の学生から同意が得られ、回答率は94%であった。その結果、学生が準備した模擬患者教育の内容は、3つのカテゴリー〈糖尿病に関する知識の提供〉〈インスリン注射の自己管理方法〉〈自己管理の精神面への援助〉に分類され、「知識」「技術」「支援」の3要因から構成されていた。さらに、模擬患者演習実施後は、3つのカテゴリー〈説明方法の具体的設定の重要性〉〈看護師自身の準備と態度〉〈退院後の日常生活への支援〉に分類され、「具体性」「準備」「態度」の3要因から構成されていた。role-playを用いた学内演習での学習効果は、日常生活の中の患者を想定した患者教育内容の準備の必要性、患者が質問しやすい雰囲気をつくる態度で具体的な方策を用いて患者教育を実施、の2点であった。

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© 2003 一般社団法人 日本看護学教育学会
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