日本看護学教育学会誌
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研究報告
職業キャリア成熟の各因子と看護実践能力との関連性:中堅看護師を対象とした量的研究
田川 史穂里亀野 淳
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2026 年 36 巻 1-2 号 p. 71-84

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抄録

〔目的〕中堅看護師の職業キャリア成熟が看護実践能力に与える影響を明らかにすることである。

〔方法〕中堅看護師900名に質問紙調査を実施し、統計解析は基本統計量の算出、相関分析、分散分析、重回帰分析を行った。

〔結果〕443人を分析対象とした。重回帰分析の結果、看護実践能力に対しキャリア計画性(β=.291、p<.001)、キャリア関心性(β=.197、p<.001)と正の有意な関連が認められた。キャリア自律性は相関分析では有意な正の相関(r=.333、p<.01)を示したが重回帰分析では有意な関連が認められなかった。

〔考察〕キャリア関心性およびキャリア計画性は、看護実践能力の向上において目標設定や主体的な学習姿勢、内的動機づけを促進することで自己教育力の向上に繋がる要因であると考えられる。中堅看護師の看護実践能力の向上にはキャリア形成に向けた主体的な態度が重要であることが示唆された。

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