日本再生歯科医学会誌
Online ISSN : 1880-0815
Print ISSN : 1348-9615
ISSN-L : 1348-9615
鹿児島大学病院におけるレジン複合型MTA系材料を応用した臨床研究
西谷 佳浩
著者情報
キーワード: MTA, 逆根管充填材, 臨床研究
ジャーナル フリー

2023 年 21 巻 1 号 p. 29-34

詳細
抄録

特定機能病院である鹿児島大学病院では, 高度な医療の提供を目的として日々診療を行っている.保存科においても様々な臨床研究を実施しており現在も複数の研究が進行中である. Mineral Trioxide Aggregate (MTA) は硬組織誘導能が期待されることから歯科の保存治療において極めて有用であり, 日本国内において種々のMTA系材料が販売されている.それらの一つであるトリブチルボラン(TBB)を重合開始剤とするレジン複合型 MTA 系材料(以下, PCX-TBB)を, 歯根尖切除後の逆根管充填材料として応用することに着目した.

著者関連情報
© 2023 日本再生歯科医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top