航空自衛隊 航空医学実験隊 [日本]
2024 年 63 巻 4 号 p. 38-48
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
疲労は、社会的損失から航空的損失に至るまで、脅威として捉えられるべきである。ある程度の同意の得られた定義や分類は存在するが、疲労のメカニズムをより深く理解するためのコンセンサスの得られた心理学的認知疲労モデルや、神経科学的な認知制御の実相は、存在していない。本稿では、これまでに提唱されてきた主な疲労の定義や分類を紹介し、疲労研究において検討すべき課題について議論する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら