日本テレワーク学会誌
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女性の再就業を在宅ワーク(自営型テレワーク)で推進することの意味と課題(<特集>「関西におけるテレワークの方向感」に寄せて)
吉住 裕子
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2012 年 10 巻 1 号 p. 12-17

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抄録

兵庫県内の男女共同参画センターにおいて、在宅ワークを希望する人材の学習支援を2004年から現在まで行っている。ここでいう「在宅ワーク」とは「自宅を労働する場所の中心とし、IT機器等を用いて、自営(請負)の形態で、自分の能力・スキル(商品・サービス)を提供し、報酬を受け取る働き方」であり、自営型テレワークである。また、県内の事業者のアウトソーシングの実態を探るために、2010年より兵庫県中小企業団体中央会と「外部経営資源活用実態調査」を行っている。これらの取組状況をお伝えするとともに、女性の再就業を在宅ワークという働き方で推進しようとした場合に起きる課題を示す。

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© 2012 日本テレワーク学会
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